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インプラントか総入れ歯、迷っているあなたへ!

歯をすべて失ってしまいそうな方がインプラントの被せ物にするか総入れ歯にするか迷っているという質問をお見掛けします。今回は、それぞれのメリット、デメリットについてお伝えしていきたいと思います。

 

まず、従来のインプラント治療は、失った歯の本数と同じ程度の本数のインプラントを埋め込み、人工歯を支える治療法でした。インプラントを埋め込む本数が多いため、外科手術の範囲が大きくなり、身体の負担と費用がかかりました。

 

 

しかし近年、オールオンフォーというインプラント治療ができるようになってきました。4本のインプラントをバランスよく埋め込む事で、10~12本の人工歯を支える事ができる治療法です。インプラントを埋め込む手術をした当日に、人工歯を接続できるため、早期に見た目を補うことができ、さらに軽い食事や会話をすることも可能です。また、骨の量が残っていることが多い「顎の骨の前方」にインプラントを埋め込む術式のため、骨移植をせずに治療できる可能性が高く、外科手術による身体への負担と、費用を軽減することができます。

 

このように、インプラントと聞くと大きな手術で怖いもので高いといったイメージがある方もおられると思いますが、近年改善されつつあります。また、当院では、最新の歯科用CTを導入し、患者様とのカウンセリングと口腔内の診断データをもとに、入念な治療計画を立てて、安全性に配慮した治療を行っています。

 

入れ歯、インプラントのメリット・デメリット

さて、それぞれのメリットデメリットについてお伝えしていきます。

1.オールオンフォーのメリット

・ちゃんとかんで食べることができ、かむ痛みもない
・食事をしたり話したりしやすい
・固定式なのでズレたり外れたりしない
・自分の歯と同様に違和感が少ない
・あごの骨がやせるのを防ぐ
・えずかない

 

2.オールオンフォーのデメリット

・入れ歯と比べ費用がかかる
・手術が必要

 

3.入れ歯のメリット

・保険適応の入れ歯の場合、費用を抑えられる
・ほとんど人が適応
・手術が不要
・手軽である

 

4.入れ歯のデメリット

・ちゃんとかめない、噛む力が弱くなる場合が多い
・ズレたり外れたりする
・違和感、痛みを感じやすい
・味覚や食べ物の温度など感じにくい
・食事中に食べ物がはさまって痛むことがある
・発音しにくい
・あごの骨がやせやすい
・時間が経つと合わなくなり調整が必要

・唾液を吸着し臭いが気になる

 

短期的に見れば安い入れ歯の方が良いと思う方もおられると思います。一方で、インプラントは10年、15年経ってもまだまだ使え、作りかえが少なく、普段の生活も快適です。この先何年、何十年と付き合っていくことを考えれば、インプラントの方が楽だと言われる方もおられます。

東淀川区内の方のインプラント治療に寄り添って、ありがたいことに多くの方からの口コミ、おすすめをいただいております。ぜひお任せいただければと思います。

何か疑問、お困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

駐車場完備

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

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