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親知らずが痛むのはなぜ?

放置していいケース・注意が必要なケース

「急に奥歯がズキズキ痛くなった」
「歯みがきすると一番奥が腫れている」

その痛み、親知らず が原因かもしれません。
親知らずは生え方や位置によって、痛みやトラブルを起こしやすい歯です。


■ 親知らずとは?

親知らずは、10代後半〜20代前半 に生えてくる一番奥の永久歯です。
正式には「第三大臼歯」と呼ばれます。

顎のスペースが足りない場合、

  • 斜めに生える

  • 半分だけ出てくる

  • 歯ぐきに埋まったまま
    といった状態になりやすくなります。


■ 親知らずが痛む主な原因

① 智歯周囲炎(ちししゅういえん)

最も多い原因が 親知らず周囲の炎症 です。

親知らずが中途半端に生えていると、
歯と歯ぐきの間に汚れがたまり、細菌が繁殖しやすくなります。

症状

  • 歯ぐきの腫れ・痛み

  • 口が開きにくい

  • 噛むと痛い

  • 口臭


② 虫歯になりやすい

親知らずは歯ブラシが届きにくく、
虫歯になりやすい歯 です。

さらに厄介なのは、
親知らずの虫歯が 手前の歯(第二大臼歯)まで影響する ことです。


③ 噛み合わせ・歯ぐきへの刺激

生えきっていない親知らずが噛み合わせに参加すると、
歯ぐきを噛んでしまい、炎症や痛みが出ることがあります。


④ 顎の痛み・頭痛につながることも

炎症が強くなると、

  • 顎関節の痛み

  • 首や肩のこり

  • 頭痛
    につながることもあります。


■ 放置していい親知らず・注意が必要な親知らず

状態 対応
まっすぐ生えていて、磨けている 経過観察
痛み・腫れを繰り返す 抜歯検討
斜め・横向きに埋まっている 抜歯推奨
手前の歯に悪影響がある 早期対応

痛みが引いても、根本原因は解決していない ことが多いです。


■ 親知らずが痛い時の注意点

❌ 無理に触る・押す
❌ 自己判断で放置
❌ 痛い側で噛む

早めの診断で、炎症が軽いうちに対応することが大切です。


■ 抜歯は怖い?

「親知らずの抜歯=怖い」というイメージを持たれる方は多いですが、
最近では CTによる事前診断日帰り小手術 により、安全性が高まっています。

炎症が強くなる前の方が、
腫れや痛みも少なく済む ことが多いです。


まとめ

親知らずの痛みは、
一時的なものではなく、繰り返す可能性が高いトラブル です。

痛みや違和感がある場合は、
我慢せず、早めに歯科医院での診断をおすすめします。

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