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オーラルフレイル(お口の中の衰え)の評価方法について

オーラルフレイルと聞いてどんなことかわかりにくいと思います。

オーラルとはお口のことでフレイルとは身体の衰えということを意味しています。

食習慣について多様性に判断できます。

口腔機能の低下はささいなサインとして見逃されやすいものです。

特に高齢者の方は自分自身が自然な老化現象として思っている方が多いです。

だからこそオーラルフレイル(口腔機能低下症)のことを知ってその病気になる手前の状態で

気付いてフォローしてあげることが重要なことです。

全身の影響のことと、口腔の運動と全身のフレイルの対策について相談ができる専門職の

歯科衛生士は歯と口の健康つくりに協力できる体系を作るようにしております。

特に食に対する習慣は誰かと比較しようにも詳しく話をしたりすることがほとんどなく、

個人個人で様々な状態です。

食欲がないからといって、毎日同じような食べ物といった偏った食生活を送っているからと思われがちですが

実は食べ物の接種の行動の低下や口腔機能の衰えなどいろんなことが原因であるとも考えられます。

食に関する聞き取りは栄養面においてもオーラルフレイルの早期発見に重要な場合があります。

 

摂食機能の評価の方法に基準を設けております。

高齢者総合機能評価(CGA)と言われる機能評価が世界的に最も高齢者のケアを基準にされています。

CGAは病気だけでなく、生活の機能レベル身体的なものや心理的、精神的なものや経済、社会環境や

QOL(生活の質のレベル)や栄養などからその人が抱えている問題を総合的に評価するものです。

問題を抱えそうな高齢者を早期に特定し、解決策を見つけ出すものです。

食べることの考えてみることで多角的に情報を評価対象にして高齢者ひとりひとりの合った

支援がしやすくなるのではと思います。

 

口腔嚥下機能評価の項目は7つあります。

⓵口腔内の清掃不良

舌背を9つに分割し各領域の舌苔の付着の具合を0,1,2点で評価します。

18点満点を100分率で表示します。

9点以上(50%)以上が該当します。

⓶口腔乾燥

舌尖から1㎝の舌背中央部に口腔粘膜の湿潤度を計測する口腔水分計を密着させて計測します。

3回計測し、中央値を基準にします。27.0未満が該当します。

⓷咬合力低下

残存している歯の数が20本未満が該当します。

咬合力検査で感圧シートと言われるものを用いて咬合力の分布で解析します。

⓸舌口唇運動機能低下

パ、タ、カという言葉を5秒間発音し、回数を計測します。1秒で6回未満が該当します。

⓹低舌圧

舌圧計測器と言われるもので計測します。

男性は27.4k/pa女性は26.5k/pa以下が該当します。

⓺咀嚼機能低下

咀嚼能力はグミゼリーかガムを使用します。

グミゼリーの場合20秒咀嚼したのちのグルコース濃度を機械で測定し100mg/dl未満が

該当します。

ガムの場合は60秒(1秒に1回)咀嚼後カラーチャートを参考に5段階で判定し3以下が該当します。

⓻嚥下機能低下

反復唾液嚥下テスト(RSST)と言われるもので、口腔内を湿らせた後で30秒間にできる空嚥下(飲み込み)

の回数を計測し3回未満が該当します。

改定水飲みテスト(MWST)と言われるもので、咽頭に流れないように冷水3㎖を口腔内に注ぎ、

飲み込みをしてもらいます。3回実施して最悪の評価点を記録します。

評価基準は1.嚥下なしでむせたり、呼吸を圧迫したりする。2.嚥下して呼吸が切迫する

3.嚥下して呼吸の問題はないがむせたり、声のかすれが起こったりすることが該当します。

 

口腔嚥下機能評価の項目が⓵~⓻のうち2項目までが該当するなら口腔機能低下予備軍と判定され、

3項目に異常が認められた場合は口腔機能低下症と診断されます。

 

オーラルフレイルの評価を参考にして口腔機能低下症から脱するための

トレーニングがあるため早期に発見してあげて対応してあげることが

大切です。

 

 

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

06-6827-1919

 

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