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秋の食欲シーズンに気をつけたい子どもの歯の健康

~おいしい秋を楽しみながら虫歯予防を~

秋は「食欲の秋」と言われるように、さつまいも・栗・柿・ぶどうなど、甘くて美味しい食べ物がたくさん出回る季節です。
旬の食材は栄養価も高く、子どもの成長にとってとても良いものですが、同時に 虫歯リスクが高まる季節 でもあります。


■ 秋は虫歯になりやすい?

  1. 甘い食べ物が豊富
     栗やさつまいもは甘みが強く、ペーストやお菓子に加工されやすいため歯に残りやすい食品です。

  2. だらだら食べになりやすい
     おやつの回数が増えたり、食後に果物を食べたりする習慣が増えると、口の中が酸性に傾く時間が長くなり虫歯リスクが上がります。

  3. 運動会・遠足などのイベント
     お菓子やジュースを摂る機会が多くなる時期でもあります。


■ 秋におすすめの歯のケア習慣

  • 食後30分以内の歯磨き
     虫歯予防の基本はやはり毎日のブラッシング。特に寝る前は必ず保護者の仕上げ磨きを続けましょう。

  • フッ素入り歯磨き粉を使う
     生えたての永久歯はまだ弱いため、フッ素で歯質を強くすることが効果的です。

  • キシリトールを活用
     おやつの後にキシリトールガムやタブレットを取り入れると、唾液の分泌を促し虫歯予防につながります。


■ 秋の旬の食材で歯を強くする

実は秋の食材には、歯や骨を強くする栄養素が豊富に含まれています。

  • さつまいも:ビタミンC(歯ぐきの健康維持)

  • さんまや鮭:カルシウム・ビタミンD(歯や骨の形成)

  • 柿:ポリフェノール(抗菌作用で口内環境を整える)

「食欲の秋」を楽しみつつ、栄養バランスを意識することで歯の健康にもつながります。


■ 秋の定期検診でチェックを

夏休み明けから秋にかけては、歯科検診の間隔が空きやすい時期です。
特に6歳臼歯や生え替わり期のお子さまは虫歯リスクが高いため、秋の定期検診 がおすすめです。

当院では、フッ素塗布やシーラント、生活習慣のアドバイスも含めてお子さまの歯をサポートしています。


■ まとめ

秋は美味しい食べ物を楽しみながら、歯の健康にも気を配る大切な季節です。

  • 甘いものを食べる機会が増える

  • 生え替わり期の歯が虫歯になりやすい

  • 定期検診で予防するのが安心

「食欲の秋」と「歯の健康の秋」を両立させて、お子さまの成長を支えていきましょう。

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