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花粉症の季節は口呼吸に注意!

~ドライマウス(口の乾燥)を防ぐために~

春や秋になると多くの方が悩まされる花粉症。年が明けるとそろそろ気になり始める頃ではないでしょうか。
鼻づまりやくしゃみだけでなく、実は「お口のトラブル」を引き起こす原因にもなります。
その代表が 口呼吸によるドライマウス(口の乾燥) です。


■ 花粉症がドライマウスを招く理由

花粉症で鼻が詰まると、無意識のうちに 口で呼吸 する時間が増えます。
口呼吸が続くと、唾液が蒸発しやすくなり、口の中が乾燥してしまいます。

さらに、花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)には唾液の分泌を抑える作用があるため、
症状のある季節は 乾燥のダブルパンチ を受けやすいのです。


■ ドライマウスがもたらすリスク

唾液には、単なる「潤滑液」としての役割だけでなく、
虫歯菌や細菌を洗い流したり、歯の再石灰化を促したりといった 天然の防御機能 があります。

唾液が減ることで――

  • 虫歯や歯周病が進行しやすくなる

  • 口臭が強くなる

  • 食べ物が飲み込みづらくなる

  • 舌や頬の内側がヒリヒリ痛む

といった不快な症状が出ることもあります。


■ ドライマウス予防のポイント

  1. こまめな水分補給
     カフェインを含まない水やお茶を少しずつ摂るのが効果的です。

  2. 唾液腺マッサージ
     耳の下や顎の下を指で軽く円を描くようにマッサージすることで、唾液の分泌が促されます。

  3. ガムやタブレットで唾液を刺激
     キシリトール入りのガムは虫歯予防にも役立ちます。

  4. 鼻呼吸を意識する
     自宅では加湿器を使い、鼻づまりを和らげる工夫を。
     寝ている間の口呼吸には、マウスピースやテープの使用を検討してもよいでしょう。

  5. 歯科でのドライマウス対策
     当院では、口腔乾燥が強い方に対し、
     ・保湿ジェルやスプレーの使用指導
     ・レーザーによる唾液腺刺激(YAGレーザーなど)
     ・生活習慣の改善アドバイス
     を行っています。


■ まとめ

花粉症の季節は、知らないうちに「口呼吸」が習慣化してしまいがちです。
口の中の乾燥は、虫歯・口臭・歯周病のリスクを高めるだけでなく、
免疫力の低下にもつながるため、早めのケアが大切です。

「最近、口が乾く」「朝起きると口の中がネバネバする」と感じたら、
それはドライマウスのサインかもしれません。

当院では、花粉症の時期限定で「ドライマウス相談」や「口腔ケア指導」も行っています。
お口の潤いを守って、春秋を快適に過ごしましょう🌸

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