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中高年の方必見です! ~歯周病について~

歯周病は子どもではあまり見られず、中年の方からなりやすくなるというイメージがあると思います。では、なぜ中年の方の方がなりやすいのでしょうか?

 

歯と歯肉が接した内側の部分が弱いのは、大人も子どもも同じです。ですから、大人も子供も食べた後には歯磨きをして歯の表面についた汚れを落とすことが大切です。しかし、歯周病の発症率は断然、大人の方が高いのです。

歯周病のイラスト

 

その理由には、「歯垢の付いている期間が長い」ということと「歳を取るにつれて免疫力が落ちてくる」ということが挙げられます。

 

1.歯垢の付いている期間が長い

歯垢が付着すると炎症が起きて、歯と歯肉が離れて歯周ポケットという袋状の隙間ができます。これは大人も子供もできますが、一般に小中高生や10代くらいまではポケットがあっても非常に浅いのです。

それに対して、歯垢の付着期間に応じて、大人の歯周ポケットは深くなります。ここに歯周病の原因となる細菌が住み着いて歯周病になります。そのため、歯垢の付着する期間が長い大人は歯周病になりやすくなります。

 

2.年を取るにつれて免疫力が落ちてくる

人間は年を取ると免疫力が低下してきます。細菌と戦う白血球の力も、体全体の抵抗力も落ち、様々な病気になりやすくなります。歯周病は細菌が原因なので、免疫力が低下すると細菌と戦う力が落ちて、病状が悪化していくことになります。

 

歯周病は中高年になると、ほとんどの人がかかる病気です。しかし、静かに進行するため最後まで痛みに気づかず、歯を失う結果となる人がたくさんいます。そのためにも定期検診が大切です。

 

(日本口腔保険協会より)

 

何か疑問点や相談事がございましたら、お気軽にスタッフにご質問ください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

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井高野あおぞら歯科

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