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フッ素塗布の効果と安全性

~子どもの歯を虫歯から守る大切なケア~

小さなお子さまの歯は、大人の歯に比べて虫歯になりやすいことをご存じでしょうか。
乳歯や生えたての永久歯は表面のエナメル質が薄く、酸に弱いため、虫歯菌の影響を受けやすいのです。
そこで効果的なのが フッ素塗布 です。歯科医院で定期的に行うことで、虫歯の予防効果を高めることができます。


■ フッ素塗布の効果

  1. 歯を強くする
     フッ素が歯の表面に取り込まれると、酸に溶けにくい強い歯質(フルオロアパタイト)に変化します。
     これにより虫歯になりにくくなります。

  2. 初期の虫歯を修復する(再石灰化)
     虫歯はごく初期段階であれば自然に修復されることがあります。
     フッ素はこの「再石灰化」を助け、進行を食い止める働きがあります。

  3. 虫歯菌の働きを抑える
     フッ素には、虫歯菌が酸を作る力を弱める効果もあり、虫歯の進行を抑制します。

 


■ フッ素塗布は安全なの?

保護者の方からは「フッ素は体に害がないの?」という質問をよくいただきます。
結論から言えば、歯科医院で行うフッ素塗布は安全 です。

歯科で使用するフッ素は濃度・使用量ともに厳しく管理されており、体に悪影響が出る心配はほとんどありません。
また塗布後は口をゆすがず、30分ほど飲食を控えることで効果を最大限に発揮します。


■ フッ素塗布はいつから、どのくらいの頻度で?

  • いつから?
     乳歯が生え始めた1歳前後から可能です。特に奥歯が生え揃う2~3歳は虫歯リスクが高まるため、積極的に取り入れたい時期です。

  • 頻度の目安
     3~4か月に1回の塗布がおすすめです。歯科検診とセットで受けると効果的です。

 


■ 自宅でのフッ素ケアも大切

歯科医院でのフッ素塗布に加えて、家庭でもフッ素入り歯磨き粉を使うことで、虫歯予防効果をさらに高められます。
最近では低年齢向けに安全性の高い低濃度フッ素入り歯磨き粉も販売されています。


■ まとめ

フッ素塗布は、

  • 歯を強くする

  • 初期虫歯を修復する

  • 虫歯菌の働きを抑える

といった3つの効果で、お子さまの歯を守る強い味方です。
安全性も確立されており、定期的に行うことで長期的な虫歯予防が期待できます。

当院では、フッ素塗布のほかにも シーラント(奥歯の溝をコーティングしむし歯になりにくくする処置) や、
保護者の方への仕上げ磨き指導もあわせて行っています。

「子どもの歯を虫歯から守りたい」と思ったときは、ぜひ一度ご相談ください。

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