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インプラントの前処置について

抜歯されたのちに補填にはいろんな方法がありますが、今回はインプラントについてお話しさせていただきます。
歯茎と歯槽骨がある程度回復するまでに約2ヶ月くらいはかかります。
歯槽骨がそれでも足りないときは骨造成(GBR)が必要な時があります。
インプラント体を埋入するには歯槽骨がある程度ないと入れれないため前処置が必要です。
人工骨を入れてその上からチタンメッシュでカバーして4ヶ月待ってから歯槽骨と人工骨とがなじむ期間が必要です。
特に前歯は骨造成をしていないと最終形態がインプラントのかぶせ物が長くなって審美的に問題が起こってきます。

私が 過去の医院で遭遇したケースですが、他医院で前歯にインプラントを入れられた方が審美的に気になるとセカンドオピニオンで来られました。
インプラント治療は最終形態をどういう風にするかという計画性を立ててから始めないと
後々でトラブルになることがあります。
年間数本しかインプラントしていない医院だと経験不足であるため対応に苦戦されることもあり得るのです。

井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40
06-6827-1919

 

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