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酸性の飲食物には要注意の酸蝕歯について

酸性の飲食物を慢性的に摂取することで唾液による修復が間に合わず歯の表面が溶けてしまう歯の病気です。
症状として大きな特徴としてお口の中全体に症状がでてきます。
1.冷たいものがしみる(知覚過敏)
2.むしばのような痛みが出てくる
3.象牙質が露出し、歯が黄ばんでくるなど

唾液の役割は酸で溶かされた歯にカルシウムを再び戻す再石灰化作用とむしばになりやすい状態になった口の中をもとに戻す緩衝能作用があります。

健康そうに見えて実は危険な例を紹介させていただきます。
1.メタボリックが気になって健康のためにと思い、毎日黒酢飲料を飲むようになった。
2.しみ予防になると思ってビタミンCたっぷりで大好きにグレープフルーツや、オレンジ、レモンなどを1日1~2個は食べるようにしている。
3.運動部に入部してミネラルウォーターや麦茶よりもスポーツドリンクや炭酸飲料を飲んでいる。
4.乳児や幼児に、泣き止むのでついつい哺乳ビンに乳酸飲料を入れて持たせている。
5.野菜サラダにはいつもドレッシングをたっぷりかけている。などがあります。

予防するには
1.酸性飲食物を食べた後は水やお茶で口をすすぎしましょう。
2.軟化した歯が削れるのを防ぐために飲食後30分~1時間は歯磨きを控えましょう。
3.フッ素入りの歯みがき粉やジェルなどで歯質を強化しましょう。
4.軟らかい歯ブラシを使用しましょう。

井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40
06-6827-1919

 

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