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歯周病について

・歯周病が怖い理由

歯周病は、日本人のほとんどと言っても良いくらい、多くの人がかかっている病気であり、生活習慣病の要素が強い病気だと言われています。それゆえ、本当は予防が可能な病気なのですが、「歳をとったら歯周病で歯が抜けるのは仕方ない」とあきらめている人も多いようです。しかし、歯周病はただ歯が抜けるだけの病気ではなく、もっと怖い病気なのだということが最近だんだんと分かってきました。この怖さについて今回は見ていきましょう。

 

 

1.歯を一気に失ってしまう

虫歯も歯を失う病気の代表的なものですが、歯を失うことに関しては歯周病の方が怖いと言えます。虫歯の場合、虫歯がひどい歯だけ抜くことになりますが、歯周病の場合、歯を支えている骨が下がってしまうため、歯を抜くことになる場合、数本同時に失うパターンが多いのが特徴です。

 

2.色々な病気を引き起こす可能性がある

歯周病というと歯を失うだけの病気と思われていましたが、歯周病が体のいろいろな病気に関係していることが分かってきました。歯周病が関係していると言われる病気としては、心臓疾患、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、低体重児出産・早産、関節リウマチ、アルツハイマー型認知症、肥満などが挙げられます。全く違った性質の病気に見えますが実は関連しているのです。これは歯周病細菌が、血管の中に入り込んで身体中を巡ったり、機関から肺の方に歯周病細菌を誤嚥してしまうことにより引き起こされると言われています。この他にも色々な病気が歯周病と関係していることが明らかになってきています。

歯周病は毎日の適切なケア、食習慣や生活習慣の改善、歯科医院での定期的なケアによって予防することが十分に可能です。全身の健康のためにも歯周病予防に取り組みましょう。

 

 

・最後に

食事をおいしく楽しくとるためにも歯を失った後の治療は大事です。歯を失うとしっかり噛むことが出来ず、美味しく快適に食事できないばかりか、バランスの良い十分な栄養が摂れず全身の健康にも影響を及ぼします。

「噛む力・機能」を回復するために、歯を失った部分に歯を補う治療を行いますが、その治療法によって噛む力も変わってきます。

噛む力は、天然の歯>インプラント>ブリッジ>部分入れ歯>総入れ歯の順にどんどん弱くなっていきます。

*総入れ歯でも磁石やインプラントを使ったしっかり噛めるタイプの入れ歯もあります。

 

 

 

 

歯の事でお困りでしたら当医院スタッフまでお問い合わせください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

駐車場完備

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

 

 

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