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歯科と不定愁訴の関係

不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、体に何らかの自覚症状があるけれども、検査をしても何も異常が認められず、はっきりとしないものを言います。代表的な症状としては、体の痛み、耳鳴り、頭痛、倦怠感、原因不明の湿疹のようなものがあります。

実は体の様々な不定愁訴の原因が、歯科的な問題から来ている場合もあります。歯に関係ない場所の調子が悪いのにまさか歯が原因だと想像もつかないかもしれませんが、次のようなことが体の不調になることがあります。

 

・かみ合わせ・歯並び

かみ合わせのずれが原因で顎の関節や筋肉に負担がかかり、それが頭痛や肩こり、首の痛みなどを引き起こすことがあります。

・歯ぎしり

眠っている間の歯ぎしりが原因で、歯に痛みや知覚過敏を起こしたり、顎関節、顎の筋肉に負担がかかることで、頭痛や肩こりの原因になったりすることがあります。

・歯科金属

歯の詰め物や被せ物に使われている金属が原因で、原因不明の湿疹などのような体の皮膚疾患を起こすことがあります。これは金属が唾液中にイオンとなって溶けだし、血中に入り込んでたんぱく質と結合し、アレルギーの原因となってしまうためと考えられています。

・口の中の感染

歯の根っこが細菌に感染し、膿だまりが出来てしまうと、それが原因で手の平や足の裏にたくさんの膿の袋を作ることがあります。歯の周囲組織の病気である歯周病もこのような症状を起こすことがあることが指摘されています。

 

疑問、お困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

駐車場完備

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

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