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う蝕予防で認知症予防!

これまで、歯周病と多くの全身疾患が関わっているということはご紹介してきました。さらに近年、う蝕菌が脳血管疾患(脳卒中)、認知機能低下に関わっているということが研究で分かってきました。高齢化社会において、介護が必要になる原因の第一位が認知症、第二位が脳血管疾患であり、課題となっています。今回は、この二種類の病気の関連についてご紹介させていただきます。

 

う蝕菌には血清学的分類に基づいて4種類に分けられ、その中にはコラーゲン結合能を持っているものが存在します。このう蝕菌が脳血管に悪さをするということが分かってきました。

 

・そのメカニズムとは?

むし歯などの悪い口腔状態、抜歯などの歯科治療、普段のブラッシングなどによって出血が生じたときに、う蝕菌は血液内に侵入します。侵入しても、通常健康な人であればう蝕菌は血液中の多型核白血球などによってすぐ排除されるので問題はありません。しかし、脳の血管などに障害などの明らかな問題(高血圧や生活習慣病の方は要注意)があった場合、う蝕菌は脳血管の表面に定着する可能性があります。これにより、脳内微小出血が発生し、放置しておくと脳出血に発展する場合があります。

 

・大切な人とのスキンシップ、事前の口腔衛生を意識しよう

むし歯菌は、乳幼児期にもっとも長い時間を過ごした人から移ることが知られています。特にお母さんから子どもへと伝播することが最も多いとされています。そのため、将来の認知症リスクを減らすためにも、コラーゲン結合能を持つう蝕菌を口腔内に持つご家族がいた場合には、子どもへと菌が引き継がれる場合があります。お母さんだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんも注意が必要なわけです。

 

疑問、お困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

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井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

 

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