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ドライソケットについて

歯を抜いた後に傷の治りが遅くて痛みが出ることがあります。
通常なら歯を抜いたあと、経過が良ければ当日、翌日の痛みは正常な範囲ですし、その後も痛みは徐々に薄れて鎮痛剤の必要もなくなります。
ところが抜歯後2~3日ほど経過したころから突然、強烈な痛みが発現することがあります。
原因はいろいろ考えられますが、そのほとんどがドライソケットによるものです。

歯を抜いた直後は当然のように出血します。
出血した血液は、歯を抜いた(抜歯窩)に貯留した
状態でゼリー状で固まります。
外傷の場合のかさぶたに当たるかがこの血餅(けっぺい)です。
抜歯窩の表面は骨です。
この露出した骨面を血餅が覆うことにより、外からの刺激や感染から守ってくれます。

ところがさまざまな原因により、出血が少なかったり、飲食や日々のうがいにより、血餅の停滞が悪く、抜歯窩の骨面が口腔内に直接露出してしまいます。
そして露出した骨面が炎症を起こしてしまった状態をドライソケットと言います。

井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40
06-6827-1919

 

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