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飲み物で歯が溶けるって本当?

pHという言葉を覚えているでしょうか?

これは、水性イオン指数の英語の略のことでリトマス紙などを使って、酸性、アルカリ性を判定するための指標で「pH7」が中性とされています。歯の表面に存在している硬いエナメル質は酸に大変弱い!という特徴があり、実は「pH5.4」以下になると溶け始めるのです!!!お口の中がpH5.4以下の状態を「酸性環境」といいます。エナメル質が溶け出すと知覚過敏やむし歯の原因になります。

例えば、飲み物では、pH7が水やミネラルウォーター、缶コーヒー、緑茶、紅茶がpH6前後、オレンジジュース、リンゴジュース、スポーツドリンクなどでは、pHが3~4程度になってしまいます。コーラでは、pH2と非常に低いのです。

 

もちろん、一度飲んだだけでは虫歯になりません。それは、唾液がお口の汚れを洗い流したり、酸を中和したりしているからです。ただし、長時間ダラダラと飲んでいるとお口がずっと酸性環境になりジワジワ歯を溶かしてしまいます。

食べた後になるべく早く歯磨きすることも酸性環境を短くするのに重要です。

 

 

何か疑問、お困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

駐車場完備

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

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