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冷たい飲み物やアイスで歯がしみる!

~夏に増える「知覚過敏」の原因と対策~

夏になると、冷たい飲み物やアイスクリームが恋しくなりますね。
しかし、この時期になると「冷たいものがしみて痛い」という症状を訴える患者さんが増えます。
その原因の多くは**知覚過敏(ちかくかびん)**です。


■ 知覚過敏とは?

知覚過敏は、歯の表面を覆うエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がったことで象牙質が露出し、
冷たい・熱い・甘い・酸っぱいなどの刺激が歯の神経に直接伝わって痛みを感じる状態です。
虫歯とは異なり、刺激が去ると痛みもすぐに消えるのが特徴です。


■ 夏に知覚過敏が増える理由

  1. 冷たい飲食物の摂取が増える
     氷入りの飲み物やかき氷、アイスなどで歯が急に冷やされ、症状が出やすくなります。

  2. 酸性飲料の摂取増加
     スポーツドリンクや炭酸飲料は酸性度が高く、歯の表面を溶かしてしまう「酸蝕症(さんしょくしょう)」のリスクがあります。

  3. 夏バテによる歯ぎしり・食いしばり
     疲労やストレスが強まると、無意識に歯を強く噛みしめてエナメル質を摩耗させやすくなります。


■ 自宅でできる予防・ケア

  • 冷たいものをゆっくり口にする(急激な温度変化を避ける)

  • 酸性飲料を摂った後はすぐに歯を磨かず、水で軽く口をゆすぐ(酸で柔らかくなった歯を守る)

  • やわらかい歯ブラシでやさしく磨く

  • 歯ぎしり対策として日中は「上下の歯を接触させない」意識を持つ


■ 当院で行う知覚過敏治療

当院では、症状や原因に合わせて以下の治療を行っています。

  1. YAGレーザーによる知覚過敏治療
     YAGレーザーは、露出した象牙質の表面をやさしく照射し、歯の神経への刺激をブロックします。
     痛みが少なく、歯質を傷つけないため、即効性と持続性のある治療が可能です。

  2. 専用コーティング剤で歯を保護
     知覚過敏専用の樹脂コーティング材を露出部分に塗布し、刺激をシャットアウトします。
     これにより、飲食時のしみや痛みを軽減し、再発予防にもつながります。

  3. ナイトガード(マウスピース)作製
     歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、就寝時に装着するマウスピースで歯を保護します。


■ まとめ

「冷たいものがしみるのは夏だから仕方ない」と放置してしまうと、
知覚過敏の症状が悪化したり、虫歯や歯周病が隠れているケースを見逃してしまうことがあります。

当院では、YAGレーザーやコーティング剤を活用した低侵襲治療で、
症状をやわらげながら歯を守るサポートを行っています。

夏の美味しい食べ物・飲み物を安心して楽しめるよう、
少しでも「しみる」症状があればお気軽にご相談ください。

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