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気付いた時は遅いかも

歯周病は中高年の病気と思っている人が多いです。
しかし、若年層の方でも歯周病患者やその予備軍の方も増えてきています。
10歳代の若年者でも50%くらいが歯周病の予備軍であり歯肉炎にかかっていたり、
20歳代でも約30%くらいが歯周病に感染しています。
歯周病は決して加齢によるものだけではありません。
ということは若くても歯周病になりえるということです。
歯周病とは歯ぐきに腫れや出血があり、放置していると強い痛みを発したり、
膿が出てきて苦い味がするなどの症状が出てきます。
最終的には、歯がグラグラ動いてきて抜けてしまうことになります。
歯を失う原因で一番多いのはむし歯ではなく歯周病です。
歯周病の原因は遺伝や歯周病菌によります。
小学生から30歳までの若い人でも発症する侵襲性歯周病といわれる歯周病もあります。
侵襲性歯周病は遺伝的なものや特定の歯周病の細菌が原因といわれています。
侵襲性歯周病は通常の歯周病よりも進行が早いのが特徴です。
中高年に起こる慢性歯周病は長い年月をかけてゆっくりと進行していきます。

歯周病を早い段階で発見するためには自分自身で気づくのは困難なことです。
手遅れにならないうちに若いうちから定期的に歯科検診を受ける習慣が必要です。
まったく自覚症状がなくても早期に歯周病を発見でき、すぐに歯垢や歯石を除去するなどの
治療により歯周病の進行を防ぐことができます。

当医院では歯周病菌の有無を調べるのに位相差顕微鏡で確認することも可能です。
もし歯周病菌が存在している場合はそれに対する歯周内科で対応可能です。

井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40
06-6827-1919

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