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歯並びの良い子に育てるためにできることとは(日頃の姿勢)

普段の姿勢が歯並びに影響を及ぼしているとご存じでしょうか?

小児歯科医師や一般歯科医師や多くの人が感じていることだと思います。

猫背のお子様も多いのですが、脱力系の姿勢(自分の体を支えきれずに、首が前に出て

下あごが下がり、口がぽかんと開いたような感じの姿勢)の子供が増えてきたように思えます。

これは腹筋や背筋力などの体を支える筋肉が成長していないことと無関係ではないと思います。

その他にも首が左右のどっちかに傾いている子も増えているように思えます。

このような姿勢の状態はあごの成長と深くかかわってきます。

姿勢はまっすぐかどうかがポイントです。

経験上では一般的に猫背のお子さまには過蓋咬合(深い嚙み合わせ)の場合が多いです。

脱力系(自分の体を支えることが難しく、首が前に出て下あごが下がってしまい、口が開いている状態)

のお子さまは上顎前突(上の歯が出すぎているかみ合わせ)の場合が多いです。

首が左右のどちらかに傾いているお子さまはかみ合わせがずれている可能性が高いです。

もちろんすべてがそういうこととは言えなく歯の数のことや歯が生えてくる順番などのことも

考慮されます。

本来正しい嚙み合わせとなる予定のお子さまが生活習慣(例えば頬杖をついたりするなど)によって

不正咬合になってしまいかねません。

不正咬合を起こしてしまってからでは後悔しても遅いことなのです。

正しい姿勢を維持することは歯並びやあごのことだけではなく、全身の骨を正しく成長させていく

ことにもつながってきます。

姿勢を保たせれるだけの背筋力や腹筋力をつけていただき、外で体を動かして、遊ぶことも

大切なことだと考えています。

歯や顎の成長は6歳くらいから10歳くらいである程度決まってきます。

もし気になるようでしたら当医院のスタッフまでご相談ください。

歯並びは子どものときに診てもらっていないと永久歯がすべて生えてしまってからでは

遅くなってしまいます。

できれば、5歳くらいから小学校の低学年くらいまでには一度診てもらうことを

おすすめします。

 

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

06-6827-1919

 

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