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歯周病の治療について

これまで歯周病の危険性についてたびたび説明してきました。(リンクは最後にあります。)今回は、そんな歯周病の検査や進行度、治療について説明していきます。

 

・歯周病の検査

歯周病は自覚症状があらわれにくいため、しっかり検査することが大切です。歯周病の進行度は、歯周ポケットの測定、歯ぐきの出血検査、歯の揺れの検査、レントゲンでの歯槽骨の状態の確認で調べられます。

・歯周病の進行度

Lv.1歯肉炎(歯周ポケット3mm)

細菌により歯肉が炎症を起こし赤くはれているが、見ただけではわからない場合も。

Lv.2軽度歯周炎(歯周ポケット3mm~5mm)

歯周ポケットに歯垢や歯石が溜まる。歯ぐきから血や膿が出て、歯槽骨が溶け始める。

Lv.3中等度歯周炎(歯周ポケット5mm~7mm)

炎症が進行して歯周ポケットが深くなる。血や膿が出て、口臭もひどくなる。歯槽骨がかなり溶けて、歯を指で押すと若干グラグラしてきます。

Lv.4重度歯周炎(歯周ポケット7mm以上)

歯槽骨がほとんどなくなり歯もぐらぐら、抜けることも。歯肉も真っ赤もしくは赤紫色に。

 

・歯周病の治療

歯周病の原因は、歯と歯ぐきの境目に溜まったプラーク(歯垢)の中の細菌です。基本的な治療の流れは、検査→歯石除去などの治療→検査→治療を、歯ぐきの状態が改善するまで繰り返します。

その他必要に応じて、歯磨き指導、咬み合わせの調整、不適合な被せ物などのやりかえ、タバコやストレスを控える生活指導などがあります。

 

治療にあたって

歯周病は長い期間を経て進行したものなので、治療も根気が必要です。治療途中でやめてしまって、再度ご来院されたときは症状が悪化しているといったことも少なくありません。

 

 

歯周病について

リウマチの初期症状は歯周病と関係があります。

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