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唾液の作用について

唾液は天然の消毒液です。
唾液には殺菌作用があり、歯周病やむし歯ができるのを抑制する作用があります。
歯周病は細菌によって起こってきます。
歯周病菌から出る毒素は糖尿病や高血圧、骨粗しょう症や誤嚥性肺炎などの原因とつながりがあります。
唾液が出ることで歯周病やむし歯の進行を抑制することで全身疾患の予防につながります。
唾液がでるバランスが崩れてくることで全身疾患につながるといっても過言ではありません。
そのためには唾液を出すことが重要です。
唾液を出すのに舌を動かすことで本来の舌の機能を取り戻し唾液の分泌を促しましょう。
舌を動かせる運動は歯周病などを防ぐほかに舌を鍛える効果もあります。

1分間の舌の運動が効果的ですので1日3回以下のようにしてみましょう。
⓵舌を伸ばし歯ぐきの表面を右上からゆっくり円を描くように右下へぐるりと回します。
舌は歯周病菌が住みやすい歯ぐきの奥まで伸ばすことを意識しましょう。
⓶そのまま折り返し右下から右上戻りましょう。
舌の前歯に舌が当たるようにゆっくり回します。
⓷歯ぐきの裏側を左下から左上へ回しましょう。
⓸折り返して裏側を左上から左下へなぞってみましょう。
⓹上あごの一番奥の左右の歯に触りましょう。
⓺下あごの一番奥の左右の歯に触れてみましょう。
 左右それぞれ3秒ずつ舌で触ってみてください。

会話が少なくなってくると唾液の分泌は減少してしまい、歯磨きを怠ってしまうと口腔内の環境は悪化してしまい
ます。
マスクをしたままでもできる運動なので清潔な美しい口元になりましょう。

井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40
06-6827-1919

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