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むし歯と歯周病

むし歯も歯周病も口の中の細菌がもたらす感染症ですが、治療方法全く違います。これは、全く違う菌によるものだからです。今回は、むし歯と歯周病の違いについて見ていきましょう。

 

・代表的な細菌といる場所

むし歯は、ミュータンス菌や乳酸菌、歯周病はプロフィロモナス・ジンジバリス菌です。むし歯菌は、ミュータンス菌というものが有名ですが、乳酸菌の方が強い菌で、高齢者の方などによってはヨーグルトも気を付けなければならない場合もあります。

また、むし歯菌は、酸素のある歯の表面にくっ付き、歯周病菌は、酸素の無いような歯と歯肉の間、歯と歯の間にいます。

 

・症状

むし歯では、出す酸によって歯が溶けてしまい、重傷になると歯を失うリスクがあります。

歯周病では、歯と歯肉の溝に歯周病菌が入り込み、歯を支える「歯槽骨」を溶かします。気がついたときには歯を失うリスクもあります。

 

・痛み

むし歯では、初期段階から痛みを感じ、神経まで及ぶと激痛が走ります。

歯周病では、かなり進行しないと感じにくく、痛みを感じた時には末期症状でもはや歯はグラグラになってしまっています。

 

・治療法

むし歯では、むし歯に侵された部分を削り詰め物を入れたり、神経をとる場合もあります。

歯周病では、歯石除去などのクリーニングや歯ぐきのケアが中心です。

 

・歯を失う確率

むし歯では、約30%、歯周病では、約40%程となります。

 

このように全く違う病気ですが、予防法は同じです。

まずは、毎日正しいブラッシング、フロスや歯間ブラシを使ったクリーニングをしましょう。

また、少なくとも半年に一度は歯科医院プロによるクリーニングをお勧めします。

予防法は、別のブログにも載せてますのでぜひご覧ください。

 

何か疑問、お困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

 

土日も夕方5時まで診療いたしていります。

駐車場完備

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

 

歯周病と歯科検診について

 

これで完璧 4つのむし歯予防

 

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