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親知らずを抜く?抜かない?他の歯を健康で維持するために

親知らずとは「智歯」「第三大臼歯」とも呼ばれ、一番奥に生えてくる永久歯です。
親知らずが生えてくる時期には個人差がありますが、10代後半から20代が一般的です。
まれに30~40代で生えてくることもあります。
親知らずが全てある場合は、上下左右に一本ずつ、全部で4本です。
4本全部ないこともあれば、1~3本が無い人もいます。
また、親知らずが歯肉の下に埋まったままで、生えてこない場合もあります。
親知らずによって何らかのトラブルが生じる場合は抜歯が必要になります。
抜くか抜かないかそのポイントを抑えておきましょう。

☆親知らずを抜くポイント
➀親知らずまで歯ブラシが届かず磨きにくい場合
親知らずは目で確認しづらい場所に生えるため、きれいに磨くことが難しいです。
磨き残しがあると、歯周病やむし歯のリスクが高まります。
➁親知らずが生えてきて痛みを感じた場合
親知らずの周囲に雑菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうケースがあります。
悪化すると、発熱や顎の腫れにつながる可能性もあります。
➂親知らずや手前の歯がむし歯になっている場合
放っておくと、さらに状態が悪化してしまうケースがあります。
➃親知らずが生えてきて歯並びが悪くなった場合
親知らずが生えてくる時、前にある歯を押し出してしまうケースがあります。
歯並びが悪くなると、嚙み合わせの悪化や口腔内のトラブルにもつながります。

大切な予定が控えていて、その直前に親知らずが原因の痛みが出てしまうことが
あるかもしれません。
もしお仕事や学校が忙しくなく時間に余裕があるようでしたら、親知らずの抜歯のタイミングです。
適切な歯のブラッシングで歯肉の炎症を改善できるようでしたら、少しの間経過観察をさせていただくこともあります。

☆親知らずを抜かないポイント
➀清潔な口腔内環境を保てる場合
親知らずが正常な生え方をしていて、かつ奥歯専用のブラシなどで清潔に保つことができている場合、親知らずを抜かなくても問題ありません。
➁親知らずが生えてくる可能性がない場合
親知らずが完全にの骨の中に埋まっていて、今後生えてくる可能性がないということがレントゲンなどで確認できる場合、抜歯は考えなくてもいいでしょう。

親知らずが生えてきたかな?と思ったり、ご自身の親知らずの状態がお知りになりたい場合は、レントゲン・CT撮影をすれば確認できるので、お気軽にお電話、ご相談ください。
またあおぞら歯科では笑気麻酔も取り入れていますので、歯医者が怖い方でも安心して抜歯を行うことができます。

井高野あおぞら歯科

大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階

06-6827-1919

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